前々から感づいていた「問題」を認めたくない時ってないですか?つも です。
数週間くらい前から、風呂場の排水というか水の流れが悪いなーとは思っていました。
詰まってたらヤダな管理会社案件かなーと思っていたのですが、昨日今日と思い立って大掃除に踏み切りました。今をときめくAI(ChatGPT)の力も借りて何とか解決しましたので、その記録をシェアしたいと思います。
もしかして、浴室の排水の流れが悪い・・・かも?
この記事を思いっきり端折るとこんな感じです。
まっすぐこの結論に至ったわけではなく。。。
現代っ子(?)ですねぇ。ChatGPTで、あーでもないこーでもないと相談チャットしながら編み出した答えでした。
お時間あるかたは経緯を読んでいってくださいね↓
築古団地の風呂場の排水問題! だましだまし使っていましたが限界でした!
ウチは、築50年の団地です。
こう、改めて読むと古いなぁと思いますが、まー、実際古いです(爆)
居室&キッチンはフルリフォームされておりますが、水回りはね、配管むき出しですし古いのよ。
特に排水形式に特徴がありまして。
ウチは「間接排水」という形式の排水方法なのです。「浴槽からの排水」「洗面所の排水」「洗濯機からの排水」が同じ排水口に流れこむタイプです。この排水口をこの記事では「排水口(総合)」と呼ぶことにします。
ご覧の通り、水が排水口に流れるのがダイレクトに見えるタイプなわけよ。
初めて見たときは、ビックリしたわね。
そして、洗い場が無いものでいつも浴槽の中でシャワーを使っているのですが、前々からなんとなく「水の流れが悪いなー」とは感じておりました。
いきなり悪くなったのではなく、徐々に悪くなっていったので見て見ぬふりをしておったのです。
でも、そろそろ限界だろうと。なんかおかしいと。そう思ってはいました。
排水が悪い原因を推理してみましたよ
管理会社呼ぶ前に、素人なりに考えましたとも、原因を。
まぁ、3つほど思い当たりまして。
1.排水口(総合)そのものがつまり気味かも?
2.実は「隠れ排水口」があるかもしれなくて、そっちが詰まってるのかも?
3.浴槽排水と排水口(総合)間にナニかがあったりする?
まず、1.の排水口(総合)がそもそも詰まってないかを点検しました。
バケツで水をジャーっと流します。うん、普通に流れてる。問題なし。
次は、2.の隠れ排水口の可能性についてですが、これはちょっと分からないので奥の手を初手で使いました。
いでよ!ChatGPT!
これがね、すごいのよ。わけのわからんモヤッとした検索をするのに最適なのです。
ウチが間接排水の団地だと覚えさせて、スマホで写真撮って送信すると、間接排水の型式を特定してくれます。画像検索がムチャ強い!
*ただし、無料アカウントでは遅れる画像の枚数に制限があるので、厳選して送りましょう
その結果、ウチは「間接排水(開放型トラップ)+ユニットバスの集水式排水」形式だということがわかりました。この型式では、まず隠れ排水口はないらしいです。見えている排水口に全てが集中しているとのこと。(ここまで10秒)
で、残るは、3.の浴槽排水と排水口(総合)間にナニかがある場合、ですよ。
ここ↓ね、この40センチほどの間にナニかがあるに違いない!
で、ChatGPTに「原因は何かなあ?」と聞いてみました(爆)
回答としては「浴槽の真下の空間(通路)がなんかしらの原因でつまっている。たぶん、石鹸カス+ゴミのスライム(バイオフィルム)じゃないの?」と出まして、解決法も提示してもらえました。
解決法はズバリ・・・!
「物理的に掻き出せ」
でした!具体的には、浴槽の「エプロン」を外して懐中電灯照らしてで目視して、物理的に除去せよ、と。
「ワタシ、エプロン外したことないんですけど?!」とぼやいたら、ChatGPTはちゃんとエプロンの外し方も伝授してくれました。エプロンって初心者でも外せるらしいですよ?正しい手順でやれば。
外し方もChatGPTは教えてくれましたが、鵜呑みは禁物です。
入居したときにゲットした、浴槽の取説が出てきたので読んでみると、やり方が違っておりました。なんでも聞きゃ良いってもんでもないのよ。
ドキドキ!人生初の浴槽エプロン外し!
では、やってみましょうか。業者呼ぶ前に、出来そうなことはみんなやってみるのよ。
これがウチの浴槽です。年季入っているのは御愛嬌。
ちゃんと機能はするから、まぁ、いいのよ。
用意した道具
・マイナスドライバー
・軍手やビニール手袋
・懐中電灯
・バケツ
最低限、これらは必要でした。
特にマイナスドライバーね、これがないと出来ません。
一人暮らしの方は特に、100均ので良いからドライバーセットはあるとなにかと便利です。実際、いままで何回も助けられました。
エプロンの外し方 〜ウチの場合〜
こう・・・底の方に2箇所、銀色の金具が見えます。
ここの隙間にマイナスドライバーを突っ込んで、テコの原理で上方向に力を少し入れます。
片方づつでOKよ。
すると、かすかにカチッと音がして、かみ合わせが解除されます。
そうしたら底を両手でエプロンを持ち、上方向に持ち上げつつ手前に引いてエプロンを外します。怪力は必要ないのでね、ワタシのか弱い(?)腕力でも間に合うくらいの力でOKです。
いざ、オープン・ザ・ドア!
気になる「中身」はこうなっていました。
なんか・・・思ってたんと違う。。。。なにこの機械?
「何、コレ?」とChatGPTに画像を送信して聞いたら、これは「追い焚き装置」なんだそうです。(ホントか?)
で、目視してみるわけですが・・・
見えない・・・思ったよりも隙間がなくて見えないのです。
しかも暗い。懐中電灯は必携です。でもかざして見てもなにも見えない!
そこで、ワタシは考えました。ここ数日間のなかで一番アタマを使いました。
ChatGPTは「スライム(バイオフィルム)が原因かも」と言っていました。これは固形物です。多分。
ならば、と持ち出してきたのが、捨てる直前だった「長柄のボトルブラシ」。これを隙間から浴槽排水の下あたりをめがけて突っ込んでツンツンしてみました。
物理的につついてみたら・・・
そうしたら・・・
かすかなヌメッとした手応えが・・・!!!!
やったか?!
ここで、改めて水を流してみます。
流れたああああああああ
流れました!成功です!
スライムを除去する方法3つ
ChatGPTによるとスライムを溶かす方法は大きく3つあって
方法1:ハイターをかける
・放置時間:30分ほど
・熱めのお湯で流す
・換気しっかり
方法2:パイプユニッシュをつかう
・スライムを焼き切るように分解する
方法3:物理的に取り除く
試しに、キッチン泡ハイターで湿らせてドメスト(トイレ用塩素系薬剤)を注入しました。待機すること30分。お湯で流してみました。多分、良くなっています。
が、スライムそのものは流れてきませんでした。
やつは棒で押し込まれたまま、奥にまだ居座っているものと思われます。
つまり、浴槽排水直下からどかしたから水が流れただけ、ということになります。。。
今後のメンテナンスを考える
そもそも、入居して以来、風呂下を掃除してこなかったワタシが悪いわけなんですが、今後、メンテナンスするにあたって掃除方法をチャットで聞いてみました。
やれることは以下の3つです。
1. 2〜3週間に一回はハイターを吹き付けてながす
2. 髪の毛キャッチャーを常備する
3. 定期的に隙間からつつく
特に、スライムにはハイターが有効らしいです。
自力でも考えました
ハイターが有効であるならば「風呂下のパンごとハイターにつければいいんじゃない?」と。
風呂に入った後などに、排水口(総合)の金属目皿を目張りしてハイター湯を溜め、一定時間後に目皿の目張りを解除して、風呂水を抜けばいっぺんに掃除出来ない?と考えついたわけです。
これは今度やってみますね!
おまけ:つつくのに最適な棒もセリアで買ってきました
これ!クイックルの不織布を巻き付けて冷蔵庫の下とかを掃除する棒、です。
これが実に長さといい、しなり具合といいちょうど良いのです。
これでまた隙間に突っ込んでツンツンしてみたところ、はっきりと手応えがありました。プラだから洗うだけでいいし。
まとめ
・浴槽と床の間にスライム(バイオフィルム)が出来ちゃうと、詰まる
・エプロンは簡単に外せる(でも慎重に!)
・スライムにはハイターと温水が有効
・とはいえ、物理的につつくのが一番手っ取り早い
・定期メンテナンスは超だいじ
セルフ大騒ぎで実に孤独な戦いでした。。。
でも、わけのわからないことも、今はチャットでなんとかなりますので便利なものです。
ただし!
彼(ChatGPT)は的外れの回答を寄越すことも多いので、都度、修正入れるのがコツです。
あと、考え方の方針は参考にするけれども、過信はしないことね。散々世話になっておいてなんですが(爆)
以上、現代の掃除方法でした。
とってもデジタル!つつくのはアナログ!
では!
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