おはようございます!つも。です。
今日は、嬉し楽しの工場見学に行ってまいりました。
朝、7時半の電車に乗ったのでかろうじて「朝活」です。
セフセフーーー!!
別名「推し活」とも良います。
張り切って紹介しますので、着いてきてね!
松山油脂株式会社(東京都墨田区・本社工場)の工場見学に行ってきました!
場所はこの辺りですね。東京都墨田区です。
最寄り駅は、京成電鉄八広駅。スカイツリーのある押上駅の2個隣。南口を出まして徒歩10分くらいの距離感です。
ウチからは、電車乗車時間90分の距離です。
ちょっとした小旅行ですな。
出発したのは、午前7時20分。
着いたのは9時ちょい前。
ちょっと早いかなーと思っていたのですが、工場の前の小道にはもう先客が多数いらっしゃいました。
大変、人気のあるイベントなんでしょうねぇ。
初めて出向いたのでビックリしましたー。
そもそも、松山油脂って何の会社?
松山油脂は、1908年に創業した、石けんやスキンケア製品・ボディケア製品・ヘアケア製品などを製造しているプロダクト会社です。
自社ブランドの「Mマークシリーズ」をはじめ「肌をうるおす保湿スキンケア」や「LEAF&BOTANICS(リーフボタニクス)」など様々なブランドがあります。
ワタシが松山油脂をメッチャ推す理由3選
ワタシ、松山油脂さんのファン歴15年でしてね。
割と長年追っかけています。
シャンプーも化粧水も石けんも、何度リピしたことか!
なんでこんなに好きなのか、3つ選んでみました。
その1:成分表に内容が全部詳しく書いてあるから
例えばこのページ見て下さいます?
ワタシの大好きな薄荷のシャンプーのページです。下の方に「全成分」という項目がありまして。「+」マークを押して見て下さい。
どうよ?表になってて、「成分」「役割」「主な由来」「備考」がぜーんぶ書かれているんです。
こういう会社さん、あまり見ないと思うんですけど。
「頭皮に優しいシャンプー」がマストなワタシにとっては、すごく、誠実に感じます。
その2:香りがちゃんとした精油や香料の材料を使っていてステキだから
ちゃんとしたってのも変な表現ですが、合成香料では無いということを表現したかったのです。
柚子もラベンダーも薄荷も精油を使われています。特に柚子・伊予柑(いよかん)はすばらしく、自社原料で製造しているとのこと。
ふわっと香って後に残らない、さっぱりとした良質な香りだと思ってます。
その3:良心的な価格であること
皆さま、よぅく聞いてくださいまし。
松山油脂さんの石けんですが、昔ながらの石けんの作り方「釜炊き製法」で作られているんですが、こちら、仕上がるまでになんと100時間かかるそうなんです。
さらに、切り分けてからも2週間ほど乾燥させるのだとか。めっちゃ手間暇かかってて、Mマークシリーズの無添加せっけんだと1個198円(税込)とかなんですよ。
めちゃくちゃ良心価格じゃないですか?!(香りが添加されていたり、洗顔に特化した製品だともう少ししますが)
語れば止まらないんですが、この記事のメインは工場見学なのでこの辺りで😁
それでは始まりました!工場見学!
開場時間の9時半になったので中に入れましたー。
ワタシのお目当ては工場見学ですので案内していただいて、建物の2Fに上がったのでした。
工場見学なんて、小学生の時のハム工場の時以来ですねぇ。
ワクワクいたします。
参加者は20名くらいかな?
女性比率が高いですが、若い男性の方も何人かいらっしゃるかんじでした。
お子様もいらしていましたよ。
ワタシ?ソロ活上級者ですがなにか?(笑)
工場の中に入るので、上着と帽子をかぶりまして、いよいよ見学スタートなのです。
1か所目:枠練り石けん小切室の見学
まずはじめに「枠練り石けん小切室」という部屋に来ました。
「枠」で冷やし固めた石けんを切り分ける部屋です。
ハイ、どーーーーーーーん!!!
でかっ!!でかーーーーっ!!!
これ、一昼夜で中まで固まるもんなんですかね?
(って、質問すれば良かったーーー!)
このでっかい石けんを「段切り」という技で、板状に切り離す作業を見学しました。
二人一組でピアノ線でえいやっと切っております。
板になったら、さらに機械に通しておなじみの石けんの形になるわけです。
かごに均等に並べて、この後は乾燥部屋で2週間ほど乾燥させるそうです。
ワタシ、石けんを小分けに切る実習をやらせていただきました🎶
左がワタシです。(こうしてみると、太ましいな・・・😂)
ピアノ線が張ってある器具で切り分けるんですけど、これがちょっと力が要りましてね。
感触は、ういろうか羊羹を切ってる感じ?
ぬちゃ〜〜とした感じで切れたのですが。。。
ちょっと待って。
この小ささで割合力いるのであれば、さっき「段切り」していたお兄さん方って、怪力なの?!
えっ?!えっ?!
2か所目:釜場(かまば)見学
「釜」で熱した石けんを焚いている部屋です。
中でぐるぐる機械が回っているんですよ。
中身は、90℃を超えている熱さの石けんです。
今「2日目」の作業しているところなんですって。
これは、10トンの釜だそうでしてね、5,000kgの石けん(≒336,000個の製品)が出来る量がぐるぐるしているんだそうです。
室内は、むおっと蒸し暑くてですね、もうもうと蒸気が立ち上っています。夏は特に大変なんだ、と仰っていました。
気温によっても調整しておられるそうです。夏と冬とではまた違うんですって。
ちなみに、これが小分けにした釜の中身だと見せてくださいました。(ビールじゃないのよ😂)
石けん(固まる前)って薄黄色なのね!
それが、冷えてかたまると、白っぽくなるようです。
石けん作りって、化学反応の連続なんですな〜〜〜。
ラスト:液体充填室の見学
最後に見学したのが、液体石鹸を袋に詰める工程をやっている部屋でした。
ワタシね、最初は工場だからオートマチックに製品がずんどこ流れているだろうなぁ、という予測をしていたんです。
見事に外れました!
確かに機械は使われているんですが、これでもかと人の手が使われているー!
例えば……
- 容器の中を最終的にキレイにする
→スタッフさんが容器を両手に持って機械でシュッとする - 充填機から液体石けんが出てくる
→別のスタッフさんが充填機にボトルを差し込む - フタをしめる
→また別の方が軽くしめる - ラベルを貼る
→以下同文 - シーリングをする
→以下同文 - 箱詰めする
→以下同文
などなど!
機械は確かに使われてるんですけど、めっちゃ正確で素早い人の手がかかっておるのです。
それを一日に何百も何千もやるんでしょ?
鬼集中力ですよね〜〜💦💦💦
ワタシも充填作業とシーリング作業を体験させていただきました。
これが充填作業。
袋の口を開けて、吐出口にさしこみ足元のペダルを軽く踏むのです。
踏み加減がムズい!
足を離しても時間差がわずかにあって止まらんのです。
本番(?)は、1回踏むと規定の量で止まるようになってるそうです。(もしかして、職人のカンで踏む量調整しとるのか?!と思った💦)
次がシーリング作業
って、あああ!画像撮り忘れたし!!!
これ、斜めに置いちゃうと、斜めにシーリングされるのな!
製品はまっつぐになってるでしょ?これ、人の手でやってるのよ。
あと、シャンプーボトルにラベルを巻くのもやらさせて貰ったのです。
ノズルを定位置に向くようにボトルを置いて、スイッチONするとクルクルっと巻かれます。面白!!(よく空気入らずピッタリ巻けるもんだな・・・)
見学は以上になります。
まとめ
予想以上にメッチャ人の手がかかってることが判明しました。
メチャクチャ手間暇かかって、1つの石けんがワタシの手元にあるんだなと気が遠くなる思いでした。ちなみに、製品によっては材料が墨田工場と富士河口湖工場を行き来しているそうです。
商品はどこで買えるの?
ネットでは、松山油脂のオンラインショップで買い求められます。
実店舗では、大きいところでは
- ナチュラルローソン
- ロフト
- ハンズ
- イオン
など。詳しくはこちらをご覧ください。
(全部掲載では無いそうです)
おまけ
見学が終了した後は、もう1つのお目当て「切れ端石けん詰め放題」に参加しました♪
整理券を貰って、待つこと30分弱・・・・。
順番、来たーーーー!!!
100円で入れ放題ですぞ!テンション上がりますねぇ。
閉まればOKということで詰めたった!
友人知人にお裾分けせねばー。
あと、記念品もたくさん頂いたのです♪
- 北麓草水の柚子のハンドジェル
- 実習で自分で切った石けん
(2週間乾燥させてね、ということでした) - ラベンダーの石けん(非売品)
やった!(*´艸`*)
それと、売店は本日15%OFFの日でありますれば!
・ワイルドローズのハンドクリーム
・ 〃 のボディオイル
・ライムミントのクールジェル
(共に、リーフボタニクス)
を買い求めました♪よしっ!
お会計は、現金 or PayPay or クレカ が使えました。
(レジ、長蛇の列なので注意ね)
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というわけでして、リュックが石鹸類でパンパンになりました(笑)
これにて、大人の遠足「工場見学」は終了です。
ありがとうございましたっ!
ではね!